2003/08/30

	ほほ、これがわしのお気に入りのテーブル。寝心地はサイコー。本当はこれは姉ちゃんの食事用テーブルなのらしいんだがのー、わしがここでくつろいどるから姉ちゃんは何やらちっこいダンボールにタオル敷いてご飯食べよるわ。そういえば姉ちゃんがわし用に銀色の板みたいなのを買ってくれたがのー、わしはこっちの方が好いとっとじゃ。しつこう乗れ乗れやかましゅう言われたがのー。最近あの板見らんが、どこいったんか？ちゃんの方がわしより毛がボーボー生えとるから、あやつに使わせたらいいんじゃ。
	＜ル＞あ！い、いつのまに…！ ＜ちゃ＞ルー君このテーブル気持ち良さそうだね。ちゃん君にも使わせてヨ。 ＜ル＞だめじゃー、これは誰にも譲れんのじゃー。お前は銀の板で寝ろー。 ＜ちゃ＞ちゃん君あれ好きじゃないヨ。それにルー君の側にいるのが嬉しいんだ。 ＜ル＞こ、こら押すな。わし落ちそうだ。 ＜ちゃ＞大丈夫。ちゃん君気をつけてあんまりノビノビしないようにするから。 ＜ル＞…嫌な予感がするのー。
	あれ、ルー君どこ行ったのかな？あんまり気持ちがいいからちゃん君、ぐっすり寝ちゃったよ。本当に気持ちいな、このテーブル。病みつきになりそう。ルー君がここで寝てたわけがわかったよ。さすがルー君、ちゃん君より長生きだから色々なこと知ってるね。ルー君はここでたまに自慢のしっぽをパタパタさせるんだけど、あれ見るとちゃん君、思わず飛びつきたくなるよ。でもね、前に一度自慢のしっぽに触ったら怒られちゃった。あ〜本当に気持ちいいなぁ。至福のときってこういうことなんだね。