猫の日記
2003/09/02

姉ちゃんがわしに「猫のミルク」を買ってくれたんじゃー。粉状のものを水で溶いておる。これが非常にうまくてのー、わしはすっかり気に入ってしもうたわ。この年になると食事も色々と気を使わないといけないからのー、大変なのじゃー。今日は朝昼夕と3度ミルクをちょびっとずつ飲んだがの、おかげでなかなかいい具合だわい。ほら、このわしの顔を見ればわかるじゃろ?いつにも増して写真うつりがようなっとるわ。ちなみにわし、こまか頃の写真はみなピンボケなのじゃー。カメラが悪いんかわしのこのラクダシャツみたいな毛色が悪いんか、それともカメラマンが下手だったんかのー…。
<ちゃ>ルー君、顔のお手入れ念が入ってるね。
<ル>またわしのテーブルに勝手に上がりおって!
<ちゃ>だってちゃん君もお気に入りなんだから。ここでルー君がお顔を洗うのを見ていると楽しんだ。
<ル>何でも楽しいんじゃのー、お前さんは。ほら、顔の手入れは済ませたのか?顔の次は手、手の次は足、舌の届くところ念入りに手入れをするのが猫の仕事じゃ。
<ちゃ>それよりちゃん君、早くひっくり返って寝たいなぁ。ルー君のお手入れが終わるまでドスンと横になれないよ。
<ル>それはいいがのー、わしを踏むなよ。
はーい、箱入りちゃん君です。前からずっと狙っていたこの箱、やっと中身が空になって晴れてちゃん君のベッドになったのです。それまでずっと台所の下の棚に入ってたんだ。ちゃん君、「入る入るー」をしてその度にこの箱の中に納まっていたんだけど、今度からはもうずっとこの箱と一緒にいられるんだ。大きさはちょっと狭めでいい感じ。頭が少しはみ出ちゃうけど、体はご覧のとおりすっぽり納まるよ。はあー、何だか心地よくてうっとりしてきたヨ。ルー君にはこの箱ぶかぶかだから、これはちゃん君専用。お姉ちゃんに名前書いてもらおうかなー。